マイナーな投資スタイルについて

日本ではマイナーな投資スタイルですが、Special Situationと呼ばれるものがあります。投資の神様として知られるMr. Warren Buffettが多く採用している投資スタイルでもあります。

Special Situationについて簡単に説明しますと、事故・事件などにより優良企業の評価・業績が一時的にネガティブになっている一方で、その企業のビジネスモデルには傷がつかない企業へ投資することを指します。

近年で有名な例では日本マクドナルドの鶏肉事件が挙げられます。2014年7月に中国の消費期限切れの鶏肉を使用していたことが発覚したことで世間からの評価が著しく低迷、株価は1割ほど下がり、そこから約1年間は横ばい状態が続きました。業績不振も長く続きましたが、株主優待目当ての長期保有者が多かったことからか、大きく株価が下がることはありませんでした。

この状況下でマクドナルドの再建を期待し投資することがSpecial Situationとなります。

結果だけ見ますと、例えば約1年間の横ばい時期の平均株価、約2,550円で投資を始めたとして、本日の株価終値は4,920円ですので、およそ2倍の上昇となります。

実際には2015年12月にアメリカ本社によるマクドナルド株の売却報道があり、株価は一時2,215円まで下がりました。事態だけを鑑みますと損切りしても妥当な状況ではありますが、日本マクドナルドのビジネスモデルは揺るがないことを信じられれば保有を続け、利益を上げることができていました。

 

現在の状況でSpecial Situationとなっている株を探しますと、アスクルが該当すると考えます。弊社の事務用品もアスクルを使用しております。

2017年2月に埼玉県三芳町の倉庫が火災を起こし、その影響で2018年5月期の業績予想も減益予想となっています。株価も低迷基調です。

アスクルのビジネスモデル自体に変化が無いため、この状況で、

  • 2019年5月期には過去最高益を目指すという決算説明資料が達成可能であるという想定。
  • セブン&アイ・HDとネット通販における相互送客を11月から始める。LOHACOサービスの将来的な黒字転換が期待できる。
  • 内需株であり、地政学的リスクに強い。北朝鮮問題で円高となると、むしろLOHACOサービスの競合相手となり得るアメリカアマゾンの参入が厳しくなる。
  • 安定した配当がある。

ということを考慮し、1~2年間での中期保有でアスクル株の購入を検討し始めました。

本日の終値は3,090円。2020年までに5,000円台に乗るようなことがあればSpecial Situationの成功と言えるでしょう。

なおSpecial Situationについて述べたかっただけであり、日本マクドナルドやアスクルの株の購入を推奨しているわけでは全くありませんのでご留意ください。

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